新幹線の旅が始まった瞬間、予想外の出会いが待っていた。たった５分席を離れただけで、戻ったら見知らぬおじさんが悠然と座っていたんだ。驚いて声をかけると、おじさんは「指定席特急券を買った」と自信満々に言う。確かに指定席券があるはずなのに、どうしてその席に座っているんだろう？理解不能の状況に少し呆然としながらも、おじさんの持っていたチケットを確認するべく、説得を開始。どうやらチケットは無効で、彼も混乱していたらしい。結局、車掌さんに事情を説明し、おじさんは素直に席を移動することに。この不思議な出会いで、ほんの少しだけだけど、新幹線の旅にスパイスが加わった。「まさか新幹線でこんな経験するとは！」と言いつつ、残りの旅は心の中で笑いながら過ぎていった。