日本史における「日本三大悪女」として名高い女性たちの逸話について紹介する内容。法城雅子は初代将軍源頼朝を支えた強烈な性格の持ち主で、妊娠中に愛人・亀の前の存在が発覚した際には怒り狂い、愛人の住む屋敷を徹底的に破壊する命令を出した。その嫉妬深さと権力への執着が語り継がれている。一方、尼子富時は「戦は金になる」という信念で敵軍にも武器を売るなどの方法で莫大な財を築く一方、浮気相手が当時の天皇だったというスキャンダラスな過去を持ち、世間から冷たい視線を浴びることもあった。これらの女性たちはその行動や性格が時代を超えて語り継がれ、一種の伝説となっている。