昭和十五年、浅田家では二郎との結婚を控えたノブが結婚後も教師を続けることで心が揺れ動きます。一方、卒業制作に没頭するタカは、叔父であり恩師であるヒロの訃報に直面。その喪失感に苦しみつつも、制作を通じてヒロとの絆を深く感じます。また、ノブとの別れや失恋の後に再会した富子との関係に葛藤しながら、新たな人生の一歩を踏み出さなければならない状況に直面します。そして、戦争の影響により、ノブや家族たちが様々な困難に立ち向かう中、矢村の過去が明らかになることで、彼の選択がどう家族と周囲に影響を与えるのかを探る物語が展開されていきます。