ある政治討論の場で、鋭い発言を続けたのがジャーナリストの有本香だった。話題となったのは、外国人オーナーから突然「来月から家賃を二倍にする」と告げられた日本人入居者の問題である。本来、日本の賃貸契約では一方的な家賃の大幅値上げは簡単には認められない。しかし討論に参加していた左派系弁護士は、「まず法律相談をするしかない」「裁判や調停で対応するしかない」と繰り返すばかりで、今すぐ生活に困る入居者への具体的な対策を示さなかった。これに対し有本氏は、「明日、来月の生活に困る人に対して、現実的な政策はあるのか」と強く問いかけた。机上の法律論だけでは、実際に困っている人を救えない――。議論は次第に白熱し、視聴者の間でも大きな反響を呼ぶこととなった。