2023年10月15日に行われた参議院予算委員会で、小泉進次郎防衛大臣が総理大臣に代わり答弁し、世間の注目を集めました。山添副議員は台湾有事や防衛費の増額について質問をし、日本の対応に疑問を呈しました。小泉大臣は、「自衛隊の具体的運用に関する詳細を明らかにすることは、国益に反する」と断言し、中国がどの武器をどこに配備しているかの情報を全く公開していないことを指摘しました。議場は一瞬緊張に包まれましたが、小泉防衛大臣は冷静に防衛費の増加が日本の安全保障にどう資するのかを説得力を持って説明しました。そして国際社会の現状を踏まえ、防衛力の整備が重要であるという見解を示しました。この答弁は、多くの人々に現実を直視し、理想論だけでは不十分であることを改めて認識させました。