美智子さまと雅子さま、皇后としての里帰り事情は大きく異なります。美智子さまは皇后時代、ご両親を新年に招き、誕生日には実家の家族を皇居に呼んで食事を共にされるなど、実家との自由な交流が特徴でした。電話での連絡も頻繁だったと言われています。一方、雅子さまの里帰りは三十年間でわずか四回でした。最初の里帰りは結婚から約65日後に天皇陛下と共に訪問され、二回目の帰省は九か月後、夕食を共にされたのみでした。三回目は2003年、愛子さまが一歳九か月の頃、報道陣に囲まれながらの短い日帰り帰省。そして四回目は2006年、祖父江頭豊氏の葬儀に参列しましたが、この時は批判を受ける一幕もありました。しかし、当時雅子さまはまだ皇太子妃であり、参列に問題はありませんでした。雅子さまの家族に会う機会が限られていたことから、華やかに見える皇室生活の中で抱えた孤独の深さを感じずにはいられません。この違いをどう感じるでしょうか。