華子さまが放った一言に、周囲は思わず絶句した――。そこには、時代を超えて語り継がれる深い愛と覚悟が込められていました。現代では、価値観の違いや困難を理由に関係を終えることも珍しくありません。そんな時代だからこそ、多くの人に知ってほしい感動的な夫婦の物語があります。それが、常陸宮さまと華子さまのご成婚までの歩みです。静かで誠実な研究者として知られていた常陸宮さまのお妃選び。その中で、華子さまは当初、有力な候補とは見られていませんでした。しかし、優れた知性と周囲を明るく照らす温かな人柄が高く評価され、皇室会議では満場一致で結婚が認められることとなりました。しかし、お二人の前には大きな試練が待っていました。子どもを望むことが難しいという現実に、周囲から将来を心配する声も上がったのです。その時、若き日の華子さまは迷いなくこう語りました。「宮様は、私がお守りします」この一言から、約六十年にわたる揺るぎない夫婦の絆が始まりました。時には意見がぶつかることがあっても、華子さまは常に常陸宮さまのそばに寄り添い続けました。「華子がいてくれるから、つい頼ってしまう」