2023年の公立高校入試に出題された地理の選択問題、日本編を21問解説します。まずは北海道の問題からです。ここでは、2019年の水力、火力、原子力の主な発電所の所在地について問われています。問題文に基づいて、各発電所の特徴を整理します。水力発電所は内陸の山間部に多くあり、次に火力発電所は沿岸部に集中しています。原子力発電所も沿岸部に設けられていますが、都市から離れた場所に位置しています。この情報を元に、それぞれの発電所の所在地を特定していきます。次に、青森県の問題に進みます。ここでは人口増減や外国人宿泊者数、漁業産出額についてグラフを分析します。各グラフを見て、その値がどの県に対応するかを考察します。このように問題を解き進めながら、地理の知識を深めていきましょう。問題を解く過程で、資料の読み取り能力が問われます。過去問を通じて、解答の導き方をトレーニングしていくことが重要です。