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大分県の離島が「日本の北朝鮮」と呼ばれる理由
2025/04/17
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大分県の離島姫島村が「日本の北朝鮮」と呼ばれる理由について、興味深い歴史があります。姫島村は大分県の北東部、瀬戸内海国立公園内にあり、自然豊かな環境に囲まれています。人口は約1800人と小規模ですが、その政治体制が注目されています。1955年に姫島村で行われた選挙は、島民間で激しい対立を引き起こしました。選挙敗北側の支持者が島を追い出されるという前代未聞の事態が発生し、それ以降、村では選挙が行われなくなりました。村長職は親子二代にわたり無投票で引き継がれ、村の行政は完全に村長一人に委ねられていました。さらに、島民の7人に1人が役場勤務という状況が、「村長を中心とした支配構造」を形成していたのです。こうした特殊な状況から、姫島村は「日本の北朝鮮」と揶揄されてきました。しかし一方で、村長による統治で整えられた住環境には好評が多く、村を慕う声も少なくありません。2024年6月には村長の藤本昭夫氏が高齢を理由に引退を表明しました。これが島に新たな変化をもたらすのか、注目されています。

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