芸能界には、医師の忠告を前にしながら、自らの信念や恐怖から決断を誤った者たちがいる。 その代償は、あまりにも重かった。一人目は大原玲子。2006年に肺がんが見つかり、医師は腫瘍の切除手術を勧めた。しかし彼女は、生活の質が下がることを恐れ、手術を受けずに放射線治療と保存療法を選択。静かに病と向き合い続けた末、2009年8月3日、62歳でこの世を去った。二人目は島田陽子。2022年、大腸がんにより69歳で死去。医師から人工肛門の提案を受けても、「女優としての姿」を守ろうと手術を拒否。抗がん剤治療さえ断り、激しい痛みに耐えながら、最後まで美しさを貫いた。三人目は小林麻央。胸のしこりを見つけて受診したが、当初は乳腺炎と判断され、その言葉を信じてしまった。半年後には脇のリンパ節へ転移するほど進行し、全摘出を勧められても「残したい」と拒否。彼女は最後まで、早期発見の重要性を訴え続けた。