志村けんさんは、「コントのイメージを壊したくない」という理由で、映画やドラマの出演依頼を断り続けていました。そんな志村さんの元にある日、憧れの俳優・高倉健さんからまさかの留守電が。内容は映画『ポッポ屋』への出演依頼。「絶対断れない」と覚悟を決めた志村さんは、この依頼を受けることに。その決断が、彼の人生を大きく変えることになるのです。北海道の極寒の地で行われた撮影現場。志村さんは、高倉さんとのアドリブを絡めつつ演技を磨いていきました。現場にはいつも不思議な熱気があり、志村さんは高倉さんの人柄に深く感銘を受けていました。