W杯決勝トーナメント、日本代表とブラジル代表による激闘。サムライブルーの勇敢な戦いは、不可解な判定によって幕を閉じた。問題の場面は後半54分、日本の決定的な攻撃がブラジル守備陣の足に当たりラインを割った明白なコーナーキックの場面だ。しかし、主審マウリツィオ・マリアーニはまさかのゴールキックを指示。VARの規定の穴を突き、日本から好機を奪ったこの判定直後、ブラジルに同点弾を許した。世界中のメディアが激怒し、マリアーニ主審は今大会の残り試合から除外される処分を受けた。かつてセリエA等でも度重なる論争を巻き起こしてきた同審判の起用に対し、FIFAの任命プロセスに世界中から疑念の声が上がっている。不公平なシステムにより夢を断たれた選手たちの悔しさは計り知れない。失われた歴史は戻らないが、日本が示した世界レベルの誇りと不屈の精神は、次の戦いへの確かな糧となるはずだ。