彬子女王は、皇族として初めて海外の大学で博士号を取得されたことで知られています。三笠宮寛仁親王と信子妃の長女として生まれ、学習院大学を卒業した後、オックスフォード大学に留学しました。ここでは、海外に流出した日本美術の調査と研究に尽力されました。帰国後、京都を拠点として美術品のデジタル化や銀閣寺に関連する研究活動を積極的に進めており、慈照寺の美術研究員としても活躍されています。彬子女王は、日本の伝統文化の体感においても尽力され、全国各地でワークショップや農業体験を主催しています。また、2019年には日本ラグビーフットボール協会や日本プロスキー教師協会の総裁に就任し、スポーツ分野でも活動されています。現在は公居され、ご結婚後も公務を続けることに積極的な意欲を示されている彬子女王。その知性と活動は、皇室に新たな光をもたらしています。