この議論では、高市早苗氏の発言が焦点となり、働き方の選択とその自由が問われた。高市氏は国民に対し、ワークライフバランスを捨ててでも仕事に邁進すべきとの考えを示したが、これに対してWLB論者は批判を展開した。その意図は、働きたい人が自由に働く権利を守る一方、家庭や子育てを優先する人々の声も国会に届くべきだという主張である。一方で、たかまつ氏とWLB論者は出演者全員から猛批判を浴び、彼らの意見は強く打ちのめされる格好となった。この中で浮かび上がったのは、働き方を選択する自由がいかに複雑であるかという問題である。しかし、働く個々人が自分らしい働き方を選べる社会こそ、多様性を真に具現化できる場であると改めて考えさせられる議論となった。