長男がなかなかミルクを飲まず、小川菜摘は育児への不安から神経をすり減らしていた。そんな妻の様子を見た浜田雅功は、「少しくらい飲まなくても大丈夫。先にお前が倒れたらあかん」と優しく声をかけ、何よりも親が健康でいることの大切さを伝えたという。さらに、育児書を大量に読み込んで追い詰められていた妻に対し、「情報に振り回されるな」と諭し、肩の力を抜くよう背中を押した。子どもが幼い頃、ディズニーでスタッフから優先案内を申し出られても、「きちんと並ぶことも教育です」と丁寧に辞退したという逸話も残っている。また、次男が誕生した際には、「長男が起きている間は次男を抱かない」と決め、長男の寂しさに寄り添い続けた。その結果、長男は赤ちゃん返りをすることなく家族を受け入れたという。赤ちゃんが泣けば叱るのではなく、「どうして泣いているんやろう」と原因を一緒に考える姿勢を貫いた浜田。その一つひとつの行動には、家族への深い愛情と温かな父親としての信念が込められていた。