歴史は時として、科学も常識も凌駕する謎を提示する。古代日本に伝わる「存在し得ない遺物」を調べると、その衝撃的な内容に心を奪われずにはいられない。今回は、日本の都市伝説にも関連する3つの逸品を紹介する。まず「聖徳太子の地球儀」。6世紀という時代に聖徳太子が作ったとされるこの地球儀には、驚くべき精度で大陸の位置が記されている。当時は地球が球形であることすら一般には認識されていなかったにもかかわらず、なぜこれほどまでの精度を持つものが製作可能だったのか。江戸時代以降の偽物説もあるが、未だに明確な答えは見つかっていない。次は「真形生炊」。魔除けや試験などで用いられたこの謎の遺物は、その硬度が現代のダイヤモンド工具をも凌駕するものだったとされる。古代人がどのようにして精巧な穴を開けたのか、技術的背景は現在の科学でも説明が困難だ。最後は「非非色金」という幻の金属。ダイヤモンドより硬く、金より軽く、絶対に錆びないとされるこの金属は、伝説では水を沸かす際にも驚異的な効率を発揮したという。しかしながら、この金属に関する歴史的証拠は見つかっておらず、その存在自体が疑問視されている。