斎藤友貴哉投手は、移籍1年目の昨春キャンプで大きなケガを負ったが、今季はその逆境を乗り越え、見事な成績を残している。彼は、今季の登板で無失点を続け、チームの重要なピッチャーとしての地位を確立した。その成績は、阪神からの移籍2年目にしてキャリアの中でも最高のものであり、特に10月5日の楽天戦ではプロ初セーブを記録した。ヒーローインタビューでは、「ここから行くだけ」と力強く宣言し、その姿勢がファンの心を掴んだ。彼の明るいキャラクターも相まって、人気は急上昇し、チームの新たなヒーローとしての地位を築いている。斎藤は、新庄監督のおかげで自らの成長を実感し、ポテンシャルの高さを周囲からも認められるようになった。来季に向けては、さらなる飛躍を目指し、「我慢して使ってもらった」と感謝の意を表しつつ、来年も全力を尽くす決意を示した。斎藤の7年目は、大ブレークの予感に満ちている。