カーショー選手が日本での思いがけない再会を果たした。復帰に向けてリハビリを続けている彼が、日本シリーズに同行したが登板はしない予定だった。小平からの呼びかけで訪れた時、そこに待っていたのはかつての親友、黒田博樹氏だった。黒田氏は2008年からドジャースでプレーをしており、その年に飛び込んできたカーショー選手とは同期だ。年の差が14歳あるにもかかわらず、二人はキャッチボールをしながら絆を深めた。カーショー選手が入団当初に黒田氏から受けた感銘は大きく、日本で実績を積んできた黒田氏がメジャーで生き残るために貪欲に努力する姿に衝撃を受けたと語る。日本行を決意した理由の一つとして、黒田氏との再会を期待していたカーショー選手。この再会は巨人とのプレシーズンマッチの前に偶然、実現した。親友との対面に心から喜びを感じたカーショー選手の姿は印象的であった。