松田高頼弘――その名は相撲界に一時代を築いた名大関として語り継がれている。長身の恵まれた体格と独特な取り口で数々の勝負を制し、1996年には初優勝を果たしたものの、怪我や心臓の持病に悩まされ、惜しまれつつ引退。その後は指導者として後進を育てる道を選び、生涯相撲道に身を捧げた。しかし、彼の人生は土俵を離れても波乱万丈だった。問題となったのは、2025年6月、大阪のホテルでの出来事だ。松田は愛人と密会し、甘いひとときを過ごしていた最中、突如胸の痛みを訴えた。同伴していた女性が急いで救急車を呼んだものの、医師の手当も虚しく急性心不全で他界。まだ57歳という若さだった。