現在の天皇陛下が初めて公の外交の場に立たれたのは、実力を十分に備えた青年期でした。学生時代、陛下は特権を誇示することなく、学業に集中し自らを律する姿勢を貫かれました。それは皇室の一員としての厳格な規範であり、また、未来の象徴として国民に敬愛される基盤を築く過程でもありました。対して、秋篠宮家の長男・悠仁さまが先日、筑波大学在学中にもかかわらず、フィリピン大統領夫妻を迎える宮中晩餐会に初出席されるという発表がありました。一見、外交デビューとして華やかに見えるニュースですが、そこには学業優先を掲げてきた姿勢との矛盾が浮き彫りになっています。平日の授業を終えた後の晩餐会出席という前例のない動きは、多くの疑問を残しました。