「ちょっとしんどい」と健太郎が顔色の悪さを訴えた夜、妻の香織は心配するどころか「ママ友と旅行だから」とスーツケースを転がしながら軽快に出て行った。専業主婦の彼女は家事も育児も全くせず、いつも「疲れちゃって」と言い訳をするだけ。この日は特に健太郎の疲労がピークだったが、無視される日常に彼はなすすべもなく、自宅で息子の蒼太と翌日に発熱する状態になってしまった。幸いにも、蒼太がかけた電話により近所の親しいママ友、美遊さんが駆け付け、看病や家事を手伝ってくれた。そしてその後、健太郎は不倫旅行中だった香織とその不倫相手である僚太の関係を知ることになる。不審な行動や証拠を集めた結果、健太郎は離婚を決意。不倫の証拠として領収書やメッセージまでが揃い、弁護士を通じて正式に慰謝料請求へと踏み切った。帰宅した香織に待ち受けていたのは、家具が全てなくなったもぬけの殻の状態の家。家は解約され、彼女は驚愕のあまり「なんでこんなことを!」と逆上する。だが健太郎は静かに答える。「お前が育児もせず、俺を見捨てて不倫していたからだ。慰謝料請求は進めている。覚悟しろ。」その後、香織は両親に助けを求めたが拒絶され、孤立無援となり家族も失った。