美智子さまの母、富美子さんが生前に行った衝撃発言について、多くの人々が驚愕したのは言うまでもない。「このことは墓まで持っていきます」との言葉で、その思いが墓穴まで続くことを示していた。富美子さんは美智子さまが皇太子妃に内定した際、自分が想像していた老後の楽しみが奪われてしまったと語った。彼女は本来写真を撮るのが大好きで、自分の娘や孫の姿を記録することを楽しみにしていた。しかし、常にカメラの追跡を受ける立場になるとそれが叶わなくなり、写真が嫌いになってしまったという。また、富美子さんは皇室入りした美智子さまのことを真に理想的であるとは感じていなかったことも明かし、周囲からの妬みや偏見に苦しんだと述べた。彼女が胸の内に抱えていたあまりにも許せない思いを率直に語ることができるとは、取材した記者も予想していなかっただろう。それでも富美子さんは、全ての事情を墓まで持っていく意志を固く守ると決めていた。