音楽大学を卒業した御大札が、あなたの音楽の悩みを解決するために、今回は「6/8拍子」について詳しく解説します。多くの方がこのリズムを演奏する際、一二三四五六と数えることがありますが、実際には異なる感じ方が求められます。基本的に、6/8拍子は一小節に八分音符が六つ並ぶ形をとりますが、重要なのはその感じ方です。単に六拍を数えるのではなく、一ットとニットと、大きく二拍子の感覚で捉えることが重要です。特にテンポが速くなるとき、この二拍子の感覚が非常に大切になります。ただし、リズムが非常に遅い場合には、例外的に一二三四五六と数えることもありますが、それは滅多にありません。基本に忠実に大きな二拍子を感じて演奏することが、6/8拍子を正確に理解し、表現する鍵となります。あなたの音楽に関する質問は、ぜひコメント欄でお寄せください。御大札ができる限りお答えします。