「学校に居場所がない子に、何か言葉をかけるなら?」その問いにザ・ブルーハーツの甲本ヒロトは静かに答えた。 「いいんだよ、友達なんていなくてさ。」彼の落ち着いた声に、その場の空気が止まったほどだった。ただのクラスメイトなんて、偶然同じ年に生まれ、たまたま近くに住んでいるから集められただけの存在。趣味も興味も違うのに、わざわざ無理に友達にならなくてもいい。 山手線の車両を例に出して、彼は続けた。「もし誰かから『そう、この車両にいる全員がこれから友達ね』って言われたら、いやいや、それはただ今一緒に乗ってるだけだよ、って思うだろう?」学校もそれと同じ。友達にはならなくていい。でも喧嘩せず、自分の降りる駅まで平和に過ごせれば、それが大事なんだって。