60歳を過ぎると、健康のために野菜を意識して食べる人が増えます。その中でもキャベツは、手軽で一年中購入でき、サラダや炒め物など幅広い料理に使える身近な存在です。しかし、本当に大切なのは「毎日食べているか」ではなく、「どのように食べているか」という点なのです。72歳の田中さんも、毎日キャベツを食べる健康習慣を続けていました。ところが健康診断で腎機能の数値について指摘を受け、自分の食生活を見直すことになります。原因はキャベツではなく、たっぷりかけていたドレッシングや、頻繁に組み合わせていたハムやベーコンなどの加工食品でした。キャベツには食物繊維やビタミンCが含まれ、健康的な食生活を支える野菜です。しかし、年齢を重ねた体では、塩分の多い味付けや偏った食べ方が腎臓への負担につながる場合があります。田中さんは、キャベツを蒸す調理法へ変え、レモンや香辛料で味を整える工夫を始めました。さらに白身魚や豆腐、きのこ類などを組み合わせることで、栄養バランスの良い食事へ変化させました。