ある日、部屋に閉じこもっていた息子の部屋に思い切って入った母。そこで待ち受けていたのは、オンライン会議に勤しむ姿の息子だった。「何やってるの?」と問いただす母に、彼は驚くべき事実を明かした。「実は僕、起業して社長をやっているんだ。」すっかり社会から離れてしまったと思っていた息子が、なんと年商100億を誇る会社のトップに立っていたのだ。それぞれが自宅で働けるよう、オンライン教育システムを開発し、不登校だった子どもたちをサポートする画期的なビジネスモデルを築いたのだ。母は驚きと誇らしさでいっぱいになった。息子の部屋には、エリート社員たちが画面越しに集まり、彼の指示を待っている。母は静かにその様子を見守ることにした。