裕子さんは、65歳で3年前に離婚しました。彼女の離婚理由は、夫が夜の店に入り浸るようになったことで、夫婦関係が維持できなくなったためです。裕子さんは、専業主婦として長年過ごしたため、年金分割をめぐり裁判を起こしました。弁護士の助けを借りて年金分割を勝ち取り、その後は実家に戻り90歳近くの認知症の父親と暮らします。父の介護をしながら、自分の生活を楽しむ努力を続け、特に実家の近くにできた百円均一ショップでの買い物を楽しみとして見出すようになりました。裕子さんは、高価なものは買えないものの、身近な幸せを見つけつつ、人生を頑張ろうと励んでいます。しかし、離婚によって感じる孤独や寂しさもあり、熟年離婚を考えている人には慎重に考えることを勧めています。