武尊の母親であり、小さな花屋を経営している里美は、自身の家業を基にした事業を成功させた息子を誇りに思っていた。しかし、息子が美香という派手な女性と結婚してから、事態は一転する。美香は里美夫妻を見下し、さらには家を売ってマンションを建てることを提案するなど傲慢な態度を取る。これに対して里美の夫は我慢の限界に達し、彼女に「二度と来るな」と言い放つ。美香の言動がエスカレートしてきた中、里美は息子が選んだ女性であるからと最初は寛容だったが、ついに立場をはっきりさせることに。結果的に、美香は浮気が発覚し、武尊と離婚。慰謝料の支払いを余儀なくされた。これによって里美は、独身貴族として息子の新たな幸せを祈りつつ、次なる良い相手探しに奔走する。彼女の日々は足腰を鍛え、老人ホームのお世話になることなく続いていく。