進水式で、愛子さまが斧の刃先を職員に向けたことで多くの注目を集めました。これは北極域研究船「みらいII」の命名進水式での出来事で、その儀式の際、愛子さまは斧を使ってロープを切断し、その後斧を渡す際に刃先が職員の方へ向いていました。日本神話によれば、この斧には左側に三本、右側に四本の溝が刻まれており、それぞれ最高位のイザナミと仏教の守護神、四天王を表しています。進水式は船が初めて水に触れる神聖な儀式であり、斧は単なる刃物ではなく、悪魔を払いのける縁起物とされています。また、斧の刃先が船の方へ向けられるのがマナーであるとされます。愛子さまは初めてこの儀式に参加され、事前に動画を見るなどして準備を整え、儀式は無事に進行し、会場は和やかな雰囲気に包まれました。