佐々木朗希投手が記憶に残る一戦を見せた。「メジャー移籍後最長の7回を投げ、1失点・8奪三振」という圧巻の内容で、見事な勝利を飾ったのだが、この日特に注目を集めたのは、佐々木がベンチで大谷翔平選手と交わした感動的なやりとりだ。試合終了後、記者の質問に答えた佐々木はこう語った。「大谷さんから笑いながら“怒られて”しまいました。」7回の熱投を終えて戻った佐々木を、大谷は弾ける笑顔で迎え、「本当に素晴らしいピッチングだった」と称賛した。しかし、大谷の口から続いた言葉が、彼の真骨頂を物語る。「でも、君には一つだけ怒らなければいけないことがある」。その後、大谷はスタンドから熱心に応援していた少年の存在を伝え、感謝の気持ちを忘れないよう諭した。さらに、大谷は少年の誕生日だと聞くと、佐々木に「サプライズを計画しよう。喜んでくれる顔が見たいよ」と提案したという。この細部への配慮と人間性に、佐々木は「大谷さんから野球以上の大切なことを教わった」と感涙した。