2024年4月15日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手は、ロッキーズ戦で今季5度目の盗塁を成功させ、通算150盗塁という快挙を達成しました。日本人選手としては、イチロー氏に次ぐ歴史的な記録となります。しかし、この盗塁に対し、ドジャースのロバーツ監督は一部不満を表明しました。大谷選手は盗塁時、昨年のワールドシリーズで負傷した左肩に不安を抱えつつ、再びスライディングで左手を地面に着いた姿が見受けられました。このことに対して、監督は「左手を絶対につけるなと何度も言ったのに、また手をついてしまった。正直、怒っている」とコメント。しかし、監督は続けて、「でも、彼の全力でプレーする姿勢こそが翔平らしい。ケガをしてほしくないという気持ちがある反面、彼の意欲はありがたい」とも語りました。監督の発言には、選手への深い信頼と、同時に彼を守ろうとする強い思いが感じられます。大谷選手のプレーには、常にリスクが伴うものの、その全力疾走と勝利への貪欲さがチームを鼓舞し、ファンを魅了し続けていることは間違いありません。