二〇二〇年秋、福岡市役所には異例の事態が起きた。秋篠宮ご夫妻の訪問発表後、市民から「来るな」「税金を使うな」と怒りの声が殺到したのだ。市長・高島総一郎は悩みつつも、市民の声を最優先に判断し、過剰な歓迎や特別待遇を拒否。式典は粛々と行われ、沿道の旗振りもなく、皇室はあくまで一賓客として対応された。この毅然とした対応は全国に称賛の波を生んだ。一方、同時期に佐賀では愛子さまが訪問され、沿道を埋め尽くす県民と涙の歓迎に包まれる。子供や住民一人一人に穏やかに声をかけ、直接手を握る愛子さまの姿勢は、形式的な外交との圧倒的な差を示した。福岡と佐賀の対照的な光景は、皇室に求められる本質、国民の心に寄り添う姿勢の重要性を鮮明に示した瞬間だった。