築年数の経ったマンションで暮らす男は、キャンプ用品や大量の私物を廊下に広げ、住民の通行を妨げていた。管理人は「ここは避難経路です。私物を置くことは禁止されています」と何度も注意したが、男は「誰も通らない廊下だろう」と笑い、聞く耳を持たなかった。その態度に困り果てた管理人は、ある方法で迷惑行為をやめさせる決意をする。翌朝、男が外出しようと玄関の扉を開けると、目の前には壁のように積み上げられた荷物があった。驚いた男が確認すると、そこには管理人からの手紙が置かれていた。「廊下を自由に使わせていただきました」。自分の行動をそのまま返された男は、初めて周囲への迷惑を実感することになった。