まずは中村。試合中にイチローがセーフティーバントを決めた瞬間、中村の顔に冷たい色が浮かんだ。「お前、年俸いくら持ってるねん?せこいことすんな!」と声を上げ、二人の関係は一気に険悪になったという。次に、野村克也。ある日の飛行機内、偶然席が近くなった二人。しかし、イチローが挨拶をしなかったことから、野村は激怒。「こいつは挨拶もせえへんのか」と言い放ち、その瞬間から関係は急降下。イチローも「あんなのは野球じゃない」ときっぱり。最後に斉藤佑貴。ハンカチフィーバーで一世を風靡した彼は、プロ入り後に先輩や指導者への敬意を欠いていた。そんな態度にイチローは嫌悪感を抱き、二人の関係は冷え切ったままだったという。