昭和を彩った名女優・岸惠子の現在が、大きな注目を集めている。1951年、19歳で映画『我が家は楽し』に出演すると、清楚で気品あふれる美貌で一躍スターの仲間入りを果たした。その後、映画『君の名は』三部作で真知子役を演じ、国民的な人気を獲得。作中の髪型「真知子巻き」は社会現象となり、多くの女性がそのスタイルを取り入れた。25歳でフランス人映画監督イヴ・シャンピと結婚し、パリでの生活を始めた岸惠子。しかし異国での文化や習慣の違いに悩みながらも、女優として、母として懸命に人生を歩んだ。18年間の結婚生活を経て離婚した後は日本へ戻り、自伝的小説『パリの空はあかるいか』などを発表し、作家としても高い評価を得た。現在も執筆活動を続け、テレビ出演やトーク番組などで自身の経験を語る岸惠子。その姿は、年齢を重ねてもなお輝きを失わない、芯の強い女性として多くの人々に感動を与えている。