天皇皇后両陛下は、北海道の全国豊かな海づくり大会に出席され、多くの心温まる瞬間を提供されました。9月17日に釧路市で行われたこのイベントでは、両陛下は海画コンクールに参加した小中学生と直接お話し、一部では親しい会話を交わしました。特に、タコを描いた10歳の少女との交流は印象的でした。その少女が述べた「タコが好き」という言葉に対し、天皇陛下と皇后陛下は笑顔で応じ、まさに柔らかな眼差しで彼女の作品に賛辞を贈られました。大会の中で、釧路市立昭和小学校の3年生の女の子は、「大好きな昆布漁の手伝い」について作文を発表しました。この内容に心を動かされた両陛下は、その発表に深く頷かれ、真剣な表情で耳を傾けられました。式典が終わり退席される際、両陛下は少女に直接声をかけるという台本にない行動を見せ、この心尽くしの行動に感動した方々からの声が広がりました。このように、天皇皇后両陛下の温かい心遣いは、人々の心を深く打つものでした。両陛下の訪問が地域を明るく照らし、長く心に残る素晴らしい経験を提供されたのです。