橋本千恵子は娘の明子がコツコツと貯めたお金で家の屋根を補修しようと銀行に行くが、口座にはたったの584円しか残っていないことを知り驚愕する。調べると、明子の夫・洋介が隠れてそのお金を引き出していたことが判明。さらに、洋介は会社の新入社員と浮気しており、明子と千恵子は彼を追及することに。明子は探偵を雇い、証拠を掴み、ついには洋介は会社を解雇されてしまう。最終的に、明子は洋介と離婚し、洋介は多額の借金を抱えることに。千恵子は戻ってきたお金で屋根を補修し、家族との絆を深めるとともに、新たな趣味である絵画を楽しむことで新しい人生を歩み始める。