大腸がんは、早期に発見できれば高い治療効果が期待できる病気です。しかし、初期の段階では自覚症状が少なく、気づかないまま進行してしまうケースもあります。だからこそ、日常生活の中で現れる小さな変化を見逃さないことが重要です。まず一つ目のサインは「便が常に細い状態が続くこと」です。大腸がんが肛門に近い場所で発生すると、腸の通り道が狭くなり、便がまるでチューブから押し出したように細くなることがあります。一時的ではなく、形が変わらず細い便が続く場合は注意が必要です。二つ目は「便秘と下痢を繰り返すこと」です。大腸の働きが低下すると便秘が起こりますが、水分調整がうまくできなくなることで下痢になる場合もあります。普段とは違う排便リズムが続く時は、体からのサインかもしれません。三つ目は「血便」です。がんによって腸の内側が傷つきやすくなると、便に血が混じることがあります。目に見える出血だけでなく、わずかな出血が続いている場合もあります。